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(無題)

 投稿者:楊惟智  投稿日:2015年 4月19日(日)14時00分6秒
  城貴代美 様

すみません。はじめまして。楊惟智(ヨウイチ)と申します。(今台湾に在住する台湾人で、男、32才。)
城貴代美様の句集『曼陀羅撩乱』と『逢魔日記』を読みたいですが、
何か方法がありますか。
よろしくお願いします。
 
 

花鎮め

 投稿者:城貴代美  投稿日:2015年 4月13日(月)15時35分0秒
 


桜東風ベランダに出て飲む紅茶

本降りにたまる仕事も花嵐

一枝の木の芽香りて陶の瓶

はなびらのぎつしり詰まる小箱かな

吟詠は御苑の杜の桜花宴

宗像社歌を詠じて花鎮め


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 投稿者:城貴代美  投稿日:2015年 4月11日(土)10時47分10秒
 


謎めいて開くくちびる諸葛菜

沈丁や雨の隙間を愛しめり

綺羅星の釦つけたり春コート

ヒヤシンス眠らずに夜のブラームス

連弾のことば響かせシクラメン


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花吹雪

 投稿者:城貴代美  投稿日:2015年 4月10日(金)06時05分14秒
 


花の塵すくう遊びをくり返し

永遠に埋もれることを花の塵

一秒を生きる無尽の花吹雪

我が道は外八文字花吹雪

ありんすと頷いている花吹雪


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わらび

 投稿者:城貴代美  投稿日:2015年 4月 9日(木)03時06分31秒
 


いなりずし四つ嬉しきわらび和え

採り立ての蕨の腰を愛しけり

我もまた少しはアクを抜くわらび

壮年の男が抜けるわらびかな

わらわらと笑うわらびと笑いけり








 

山桜

 投稿者:城貴代美  投稿日:2015年 4月 7日(火)12時27分58秒
 


気まぐれなパソコンにあり蜃気楼

山ざくら一本が見え宝なり

コーヒーを置きたる窓に山桜

パソコンとゆつくり話し山笑う

山桜たましいひとつ吐き出せり


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祇園夜桜

 投稿者:城貴代美  投稿日:2015年 4月 3日(金)15時27分6秒
 


夜桜や無言の空があるばかり

孤つ影不死の桜でありにけり

死してまた生くる祇園の夜桜は

執念の夜桜となり孤つ影

父と来た円山公園花盛り


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眼張

 投稿者:城貴代美  投稿日:2015年 3月30日(月)11時28分45秒
 


深入りをしては眼張を煮詰めいる

謎解きの途中にありし眼張かな

祈りとは眼張がそこに蹲る

鳥曇り白いベンチと大きな樹

哀しみの頂点とあり鳥曇


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花菜

 投稿者:城貴代美  投稿日:2015年 3月28日(土)12時20分16秒
 


葱坊主ときどき頭毀れたり

恋めくやパスタに花菜ふりかけて

一筋のこころ秘めたり花菜畠

葱坊主気どつておれば腰くだけ

葱坊主あれよあれよと年経たり


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然然と

 投稿者:城貴代美  投稿日:2015年 2月17日(火)12時46分30秒
 


鹿の肉くらきところを神宿る

鹿の肉いのちみなぎるときにかな

ひむかしの野より賜る鹿の肉

春なれや鹿のサイコロステーキは

赤ワイン欲しくなりたる鹿の肉


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 投稿者:城貴代美  投稿日:2015年 2月16日(月)19時08分30秒
 


藪椿くちずけの息しずもれり

池のそば火を焚く男と寒念仏

青空のいちまいとある浮寝鳥

風花や愛宕郡はこのあたり

深泥池蒲の穂わたの枯れ立ちぬ


 

NHK巨木の森より

 投稿者:城貴代美  投稿日:2015年 2月15日(日)22時14分1秒
 


ボルネオの蛇も蜥蜴も飛ぶと言う

にんげんも飛ばねばならぬ飛び蜥蜴

滑空の生き物たちや冴返る


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紀元節

 投稿者:城貴代美  投稿日:2015年 2月11日(水)22時10分19秒
 


建国日スパゲティを巻きながら

東征の確かな道を紀元節

我等酔う仕合せに酔う建国日

北山時雨ふところにある薄明り

紀元節ほのかなる酔い赤ワイン


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人参

 投稿者:城貴代美  投稿日:2015年 2月10日(火)21時43分3秒
 


人参の真赤・橙しあわせ色

霜に焼け人参小さく育ちたる

人参を食べて牝馬の吐息する

人参の肌目覚めたる冷たさよ

寸胴の金時人参股分れ


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水仙花

 投稿者:城貴代美  投稿日:2015年 2月 9日(月)11時25分12秒
 


人の死と向かい合わせの水仙花

失いしもの水仙の香を残し

水仙やとがる刃先を葉に隠し

水仙の濁りし空の低くあり

まなうらに揺れし影追う水仙花


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浅蜊汁

 投稿者:城貴代美  投稿日:2015年 2月 7日(土)17時41分6秒
 


三つ葉振りかつこつけたし浅蜊飯

浅蜊汁かつて祇園の店畳み

カウンター浅蜊バターを匂わせる

白川や酔えば深夜の浅蜊汁

辰巳橋いつも子猫がうずくまり


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喇叭水仙 

 投稿者:城貴代美  投稿日:2015年 2月 5日(木)22時31分25秒
 


喇叭水仙鬼に吹かれてしまいけり

喇叭水仙うつむき加減にきわまれり

男には嘯くらつぱ水仙よ

切り取りし闇より喇叭水仙よ


 

立春

 投稿者:城貴代美  投稿日:2015年 2月 4日(水)18時46分40秒
 


立春や飛び出し坊やいつ出るか

立春や電柱のある町が好き

立春の菓子箱に詩を隠しいる

針山の針光らせて春立ちぬ

針山の赤き頭や春立ちぬ


 

節分

 投稿者:城貴代美  投稿日:2015年 2月 4日(水)18時30分8秒
 


片方の歯を見せながら豆を撒く

ひとりもの鬼と仲良し年の豆

美しき鬼よ出て来い福は内

これだけは譲れませんと豆を撒く

毎年よひとり福豆噛みしめる

今年から己がこころに豆を打つ


<?font>
 

白菜

 投稿者:城貴代美  投稿日:2015年 2月 2日(月)20時32分5秒
 


白菜の縛られてみな仁王立ち

白菜の土人形となり踊れ

白菜の白いからだが溶けてゆく

白菜の百歳までを生きんとす

如月や壷にあまたの筆立てて


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冬菜たち

 投稿者:城貴代美  投稿日:2015年 1月31日(土)11時08分41秒
 


白菜の百面相を調理する

蕪汁気どつて見せる蕪スープ

大根の芸人魂われにあり

食うことに明け暮れの日々睦月過ぐ

採り立ての大根置かれドアの前


 

手作り

 投稿者:城貴代美  投稿日:2015年 1月30日(金)16時11分37秒
 


手作りの餃子あれこれ冬日射す

吾ながら美味しバナナのカルメラ煮

ハイエナになつて冬野を駆けたしや

捨てること買うものもなし冬の暮

手に余る冬菜土より生まれけり




 

潤目鰯

 投稿者:城貴代美  投稿日:2015年 1月28日(水)12時26分32秒
 


うるめ美し明治の祖母に育てられ

金持たずうるめ買いたる犬のあり

鱗屋のうるめ一枚おまけ付き

わが生は名も無く貧しく焼くうるめ

仕合せは潤目鰯いちまい焦がしいる


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連歌始

 投稿者:城貴代美  投稿日:2015年 1月26日(月)12時10分13秒
 


年新た句作に苦作愚作かな

振袖も僧侶も連歌始かな

御溝水しのぶ人あり御所の春

ふところに乳房おさまる初比叡

ごまめ噛む大きな算盤五つ玉


 

柚子湯

 投稿者:城貴代美  投稿日:2014年12月24日(水)13時12分20秒
 


またひとつ傷を殖やして柚子湯かな

湯冷めして金色の柚子恨めしき

風邪に臥す亡者はすでに逃げだせり

万両の微熱ときには愛しおり


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通天閣

 投稿者:城貴代美  投稿日:2014年12月15日(月)12時11分6秒
 


通天閣冬の日溜りそこにあり

新世界穴のお玉ですくう鍋

じゃんじゃん横丁昼酒ぬるき燗にして

冷やかに寝そべる裸身と黒い猫


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怠けいる

 投稿者:城貴代美  投稿日:2014年12月13日(土)09時41分25秒
 


怠けいるイランイランの十二月

広口の壜にこだわる十二月

冬うららスマートボールの白い玉

クリスマス父にもらつた野球盤


 

蜘蛛の糸

 投稿者:城貴代美  投稿日:2014年12月12日(金)21時16分49秒
編集済
 


一葉の日記読み継ぐ十二月

ひとときの安らぎ得たり芋の露

気まぐれなエプロン恋の冬トマト

里芋の白さに化粧薄くして

珊瑚樹の珠あまたなり値札下げ

女郎蜘蛛糸緩めたる昼下り

末枯や野のふところに火の匂い


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十二月

 投稿者:城貴代美  投稿日:2014年12月 8日(月)20時23分10秒
 


雨が好き坂道がすき十二月

白粉紙帯に挟みて師走かな

がま口のなかに印鑑十二月

菊一輪二輪三輪まで貰う

極月やマンションにあり地蔵堂


 

里芋

 投稿者:城貴代美  投稿日:2014年12月 4日(木)20時54分7秒
 


新じゃがの朝のサラダはほくほくと

じゃがいもの採りたて今日もよき日なり

じゃがバター三つ作りてひとり膳

里芋のかたくなまでの粘りかな

里芋のつるりとおんな生きている


 
 

奥丹波

 投稿者:城貴代美  投稿日:2014年12月 1日(月)21時29分26秒
編集済
 


奥丹波山のかたちに冬の霧

片方の山に日が差し猪の肉

台風を被り酒屋地酒なし

新酒買いたしや丹波篠山口

冬の虹これより連歌張行す


 

西山

 投稿者:城貴代美  投稿日:2014年11月25日(火)20時24分22秒
 


枯菊の微かな香り桂川

鷹ひとつ舞いし日のあり天王山

待庵の道へかかりぬ冬紅葉

西山の雨の艶めく落葉道

弟国の赤唐辛子雨に映え


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畠の露

 投稿者:城貴代美  投稿日:2014年11月24日(月)17時48分10秒
 


投薬や枯サボテンのサボタージュ

息潜め生きているなり畠の露

癒えてゆくたしかさにあり野紺菊

眩暈から綿虫ひとつ取り出せり

ひたすらのポンポンダリア捨て台詞


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女郎蜘蛛

 投稿者:城貴代美  投稿日:2014年11月24日(月)17時41分44秒
 


針の穴ほどの眼を持ち白き蛾よ

張り付きし闇にくっきり蛾の微笑

手折る菊こぶしの中に二三本

執念の糸光らせて女郎蜘蛛

女郎蜘蛛尻つややかに孤閨守る


 

石蕗の花

 投稿者:城貴代美  投稿日:2014年11月24日(月)17時35分38秒
 


つわぶきの黄色あざやか健さん逝く

面影やガラスに白き蛾の震え

赤き目でわれを見るなり子かまきり

本棚の開かぬ本に子かまきり

子かまきりいま人間は巨大化す





 

 投稿者:城貴代美  投稿日:2014年11月12日(水)05時11分44秒
 


小間物屋婆が守りて天高し

美しき名に生まれたり蓼小夜蛾

雲脂散らすこともなかりしこの世の秋

たわ言のいくたびそこに蓼の花

旗揚げをして燃え尽きるカンナかな


 

賀茂の柿

 投稿者:城貴代美  投稿日:2014年11月10日(月)05時09分40秒
 


天高く網かかげたり女郎蜘蛛

三叉路が終の棲家や女郎蜘蛛

ひとしきり愛憎とあり柿の蔕

来し方の隙間埋めん柿甘し

たちまちに双手埋めゆく賀茂の柿


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染田天神社歌仙奉納

 投稿者:城貴代美  投稿日:2014年11月 6日(木)03時40分42秒
 


小春日や人妻の耳やわらかに

人はみな遠かた急ぐ夕時雨

かぎろいの岡に迷いし秋の蝶

小六月歌仙奉納打曇り

恋歌は阿騎野に埋めて燃える秋


 

菊日和

 投稿者:城貴代美  投稿日:2014年10月31日(金)21時51分24秒
 


枝切りは御所透しなり松手入

古葉踏む京都御苑の松林

嵯峨菊の丈高くして無言かな

摩崖仏白沙村荘初紅葉

表札は源氏名なり菊日和


 

里芋

 投稿者:城貴代美  投稿日:2014年10月30日(木)05時36分59秒
 


コスモスのとりどり乱れ癒ゆる風

コスモスを束ねて活ける姉の家

垣根越し声かけてゆくふかし芋

里芋の箸を逃れて歓べり

抗菌のやたら吹かせる秋風よ


 

金木犀・神無月

 投稿者:城貴代美  投稿日:2014年10月28日(火)21時00分42秒
 


かぐわしき闇に乱れし金木犀

切り取りしこころの闇の金木犀

逆さまに眠るおんなや神の留守

十月が淋しいという邪鬼ふたり

神無月櫛に妬心をからめたる


 

冬瓜

 投稿者:城貴代美  投稿日:2014年10月24日(金)17時35分53秒
 


冬瓜に目鼻えがきし女かな

冬瓜の完璧なれや楕円形

冬瓜とならば討死してもよし

冬瓜の生き様を見よ地を枕

冬瓜を抱え来たりし男かな


 

薩摩芋

 投稿者:城貴代美  投稿日:2014年10月23日(木)21時17分4秒
 


仕合せがふかふかとあり薩摩芋

早速に戴きましたふかし芋

新甘藷むねふところがほくほくし

帰る家はひとりなれども金時藷

里芋のごろりわが家は明るしや


 

深泥池

 投稿者:城貴代美  投稿日:2014年10月22日(水)11時42分28秒
 


色鳥や太古の池はやや濁り

アイシャドウすこし入れたき眼白かな

夕鵙や残高すぐに忘れいる

天空に供えられしか鵙の贄

鵙の贄孤高のごとく掲げたり


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鹿の肉

 投稿者:城貴代美  投稿日:2014年10月20日(月)14時40分1秒
 


じんわりといのちいただく鹿の肉

鹿の肉暗くてときに鮮やかに

伝統の罠仕掛けたる男かな

鹿の肉喰らう女の健やかに

鹿の肉年寄りたちに配りけり


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吾亦紅

 投稿者:城貴代美  投稿日:2014年10月17日(金)10時41分39秒
 


百日咳おさまり仰ぐ秋の空

白菊に小菊添えたり竹の筒

秋彼岸ひとつ山越え参りたり

不動にて不動明王あおぐ秋

吾亦紅ひとすじ風になびきたり



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台風以後

 投稿者:城貴代美  投稿日:2014年10月16日(木)19時20分57秒
 


台風の置土産なりすずめ蜂

白足袋を刺して斃れしすずめ蜂

トラウマは追いかけて来るすずめ蜂

トゲと尾を残せし蜂の蠢きて

独り身は強くあるべしすずめ蜂


 

無花果

 投稿者:城貴代美  投稿日:2014年10月 7日(火)11時13分19秒
 


草紅葉丈低きほど色極め

ふくらはぎ濡れているなり草紅葉

無花果の乳垂らしおりその甘さ

天高し畠にうごめく生き物よ

採りたての無花果ははに供えけり


<?font>
 

秋祭

 投稿者:城貴代美  投稿日:2014年10月 6日(月)11時45分40秒
編集済
 


故里から呼ぶ人は無し秋祭

男気の肌見せており秋祭

御神輿を担ぐ男を囃しおり

秋祭ひとり殖えたり赤ん坊

門口を出て野川あり秋祭


 

鹿の声

 投稿者:城貴代美  投稿日:2014年10月 5日(日)19時09分15秒
 


ベランダの闇つき抜けて鹿の声

深泥池チンコ山より鹿の声

里山は終の住処よ鹿の声

侘び棲みや透き通りたる鹿の声

都会よりやや遠ざかり鹿の声


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